0613
頭が回らない。空転する。本を読んでも文章を辿って撫でているだけで、なにも残らない。
0604
なにを触るにも自分の肌を通して感じる以外に方法はないし、自分の言葉の反響を聴く以外に何かを聴く方法がない。
0531
自分の足音が楽しくて歩き続けるみたいな理由でずっと暮らしていきたい。
もう少し自分の感情に責任を持つべきかもしれない。
いくら理不尽でも自分が生きていることが自分に関わる全ての原因だと思ったりする。
0420
少し考えるだけですぐに虚しくなってしまう。虚しいのも豊かなのも、ただの見え方だと思うし、実際に全てが虚しいなんてことはない。それっぽい感想を言うだけで、よくわからない印をつけただけだ。
0410
退屈と寂しさは感じるけど、意欲的に動いても結果的には時間と労力とお金を無駄にすることになってしまう。会話は下手だし、距離の取り方も上手じゃない。他人の気分に合わせて自分の気分を左右されるほど近付きたいとも思えないでいる。天気がころころ変わるだけでもうんざりしてしまう。
自分の情緒不安定さをさらけ出すのに抵抗がある。そう思うことが最近多くなった。そういうのを晒している人はたくさんいて、何故か目についてしまう。見たくないと思ってはいるけれど、結局こうやって少し言及してしまっている自分にがっかりする。自然に視野から外してしまって、なにか別のことに思考を巡らせるべきだ。他人の醜さに関わるべきじゃない。
0405
自分の考えていることがつまらない。目が覚めてからから寝るまでずっとつまらない自分の思考に付き合わなくちゃいけない。
日記を書いていたら自分の良くない言葉遣いであったり、誤った認識であったりを見つけられるんじゃないかという希望をもって書いている。頼むから自分の反省点を見付けてまとめて修正してくれ。無駄な線がない絵画みたいになりたい。
0403
なにを書いても意味の薄い一行になる。
冗長な日記になるのは仕方のないことだと思う。今までの人生の八割くらいはぱっとしないまま過ごしていることになるだろうし、これからもそうだと思う。最近日記を書く意志がほとんどない。
ノートにでも綴っていればいいのに、ここに公開してるのは誰かに読んで欲しい気持ちがあるということなんだろうけど、他人に興味を持って読んでもらえるようなことはなにひとつ書けていない。少なくとも僕は読む気にはなれない。
言葉遣いを矯正したい。思考の流れみたいなものもそう。
ごちゃごちゃしたものを作ってしまった方がいいのかもしれない。無駄のあるものを削いでいくほうが向いている。最初からシンプルなものは作れない。自分の好みが抽象的なものでしかないのが理由かもしれない。
人と話がしたいけど、したい話がない。したい話はあるけど、相手がいない。繰り返し。